真田病院の理念 |
私たちは、常に誠意と親切心と優しさをもって患者様に接し 明日に生きる希望が持てるような医療と福祉サービスを提供してまいります ごあいさつ 真田病院のホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。 当院は、昭和16年に広島市国泰寺町で開業し、昭和20年の被爆後に宇品町で医業を再開した後、昭和23年に現在地に移転して今に至っています。 診療科目は、産婦人科、外科、内科、整形外科、リハビリテーション科となっており、インフォームドコンセント(病状の説明と患者様に納得していただける治療法の選択)に重点をおいた治療を行っています。 病院の前には大型ショッピングセンター(ゆめタウン広島店)も有り、広島市内中心部からも交通の便がよく、生活に密着した利便性の良い病院です。 最新鋭のCTをはじめとする機器を積極的に導入し、近隣の広島大学医学部付属病院、県立広島病院、広島赤十字病院とも密接な関係を有するなど、患者様が安心して医療サービスを受けることができる体制を整えております。 |
・1F…外来受付・診察室・検査室・薬局
・2F(一般病棟)…病室・分娩室・手術室・ナースステーション 病室:女性専用個室 2床 外科・内科病床 12床 地域包括ケア病床 7床 合計 21床 ・3F(療養病棟)…病室・ナースステーション・患者様食堂 病室:在宅復帰機能強化療養病床 29床
・4F…リハビリテーション
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当院に於けるセーフティーマネジメントについて |
医療機関で働く我々にとって「安全性」の確保は最優先事項と考えています。医療における安全とは、「事故による傷害のない状況」と定義されています。と同時に現在の医学知識を反映した医療サービスを提供する事だとも考えています。つまり、セーフティーマネジメントとは、この「医療の質」を担保するための必須条件であることを意味します。医療における安全確保は、決して個人の力だけでは達成されるものではなく、組織全体の力を持って立ち向かわなければ効果は期待できないと考えています。 医療に携わることを決意したものは、一人ひとりがプロ意識を持ち、組織で決められたことを守り、常に安全ということを意識する感性を磨く使命があると考えます。リスクとは「予定されない不利益を起こす可能性」をいい、あらゆることにリスクは存在します。しかもそのリスクをゼロにすることはまず不可能です。 「人は間違いを起こすもの」というヒューマンエラーを知ることが、最も重要であると考えます。事故とは、異なる要因が重なり合って起きる場合が多く、特定の個人を責めたとしても、そこに関連した要因が残っていれば、同じ間違いを再び起こす可能性は残ったままとなります。その場しのぎの手直しでは、間違ったシステムを放置し、事故を再生産するだけとなります。事故や過誤を防ぐ為には、システム全体を視野に入れ、そこに寄与した要因をすべて取り除く対策が必要となります。 どんなに個人が優秀でも組織抜きで成果をあげられる者はいません。チーム医療の確立を目指すと共に、組織序列にとらわれない自由なコミュニケーションが行われる職場文化を意識します。医師の指示に納得いかなければ、話し合いを持つことや問い合わせることは共に医療に携わるものの使命です。「患者さんの安全」を守ることが、我々全職員の責任であり最終目標だと思っています。 最後に、手技や手順にはかつては必ず理論的背景があったはずです。しかし過去の記憶に依存しているもの、慣習化しているもの等は再評価が必要です。要するに「思いつき」、「自分だけ」のものを排除し、科学的視点でデータに基づいた根拠のある取り組みを継続して行う。これがセーフティーマネジメントの基本だと考えます。 要するに、「エビデンスのある改善」をスパイラルに続けることが重要であると考え、我々全職員は、それらに向かって全力で活動を実施していきたいと思っています。 (病院長 真田博明) |
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